東京国立博物館
染付蜃気楼図稜花大皿 伊万里 (19世紀江戸時代) 大蛤から吐き出される蜃気楼。 蜃気楼は手書きで、あとは型押しの手法で作られた、ちょっと不思議な大皿です。 江戸後期には、佐賀から長崎を経て沢山の焼き物が海外に輸出されています。 恐るべし、佐賀藩。 上段:自在龍置物 明珍宗察作 (江戸時代 正徳3年 1713年) 下段左:自在伊勢海老置物 明珍宗清作 (江戸時代 18~19世紀) 下段右:自在蛇置物 宗義作 (昭和 20世紀) 江戸時代に入り、戦乱がなくなった為、甲冑作りを生業としていた人たちが 鉄製の細工物を作るようになったといわれています。 龍に至っては、手足を動かすことができるようで、 自在というだけあり、写実的なつくりです。 亀型文鎮 栗原貞乗作 (江戸時代 19世紀) 蟹型文鎮 蟹型水滴 全龍斎寿作 (江戸時代 19世紀) 文鎮・水滴とありますが、置物です。 龍や伊勢海老とは違いますが、こちらも本物のようですばらしいです。 職人バンザイ!超すごい! 羅浮仙図 岩佐又兵衛(1578~1650年)筆 江戸時代17世紀 梅の精です。 これからの季節にぴったり 伊藤若冲の作品がとても好きです。 江戸時代の中期に活躍した絵師です。 リアルであり、想像的であり、従来の日本画とはまったく違う感じが 見ていて飽きません。 特に、鶏の絵は羽根の動きや目ヂカラがすごく伝わってきます。 打掛 納戸綸子地亀甲橘模様 江戸時代18世紀 江戸時代の着物には「橘」が多くつかわれます。 橘は、常緑樹である為、永遠の若さ、美しさ、平安を意味します。 江戸時代の女性は、とてもおしゃれで、 中期から後期になると、町人が台頭してきます。 ファッションリーダーは、歌舞伎役者や、遊郭の女性たちだったようで、、、 現在と同じです 夜着 納戸紗綾地鶴松竹模様 江戸時代19世紀 夜着=布団。。。派手。。。
by cobalt2629
| 2011-02-01 14:20
| *201101東京
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